よく注文の時、お客様によく聞かれる質問です。
どちらが良いとか悪いとかなく、どちらにもメリットデメリットありますし、贈る相手やシチュエーションによって花束がいい時もあるしアレンジがいい時もあります。
なのでまずは違いとメリットデメリットから説明しようと思います。
「花束」と「アレンジ」の違いは?
花束について
花束とは漢字の通り「花」を「束ねて」切り口に濡らしたペーパーで包んでその上からラッピングをしてリボンを結んだものになります。
サンプルの写真はこちらに載せています。
メリット
・花を一本だけラッピングすることもできるので低予算でお作りすることができます。
・給水スポンジなどを使っていないので軽いし、小さく作っていただくことで持ち運びも楽ちんです♪
デメリット
・給水ペーパーだけで保水しているので長い時間持ち運んだりして水につけられない場合は花が萎れる場合があります。(※その場合は事前に店員にお伝えください。多めに保水をいたします。)
・もらった後、ラッピングを外し花瓶に生けなおさなければなりません。
・花持ちを良くしたい場合、毎日茎の下のほうを少しずつ切りなおしたほうがいいし水替えもしてあげたほうがいいので手間はかかります。
アレンジについて
アレンジはカゴや陶器の入れ物に「給水スポンジ」をセットしそれに花を挿して作るものになります。
サンプルの写真はこちらに載せています。
メリット
・かごにデザインして挿しているのでそのままおいて飾ればいいし、水も足すだけでいいので手間は楽です。
デメリット
・器と給水スポンジと水の重さがあるので持ち運びの時に重く思うことがあります。
・花を楽しんだ後、カゴやスポンジなどの処分をしなければならないゴミがあります。
・器代が別途必要なため、ある程度の金額以上で制作とさせてもらってます。
こんなときに渡したい!
花束を渡すのはこんなときだ!
授賞式やお祝いなどで舞台の上で花を贈るシーンの時!
これはやっぱり手渡しするのでアレンジより花束のほうが豪華に見えるし映えます。
そのあともらった花束を抱えて記念撮影などある場合などはちょっと長めの花束のほうがより豪華に見えるので事前に花屋さんに伝えておくといいですよ!
送別やサプライズギフトとして!
小さくこじんまりと作ってもらうと持ち運びも楽だし水が垂れることもないし、ちょっと隠しておいて突然渡す!なんてこともできますよ!
アレンジを渡すのはこんなときだ
病院のお見舞いの時!
病室にお花を届ける場合に最適です。
なぜなら病室に花瓶がない場合もありますし、生けなおしたり水を替えたり手間がかかるし、水の入った花瓶が倒れたら大変です!
なのでお見合いは断然アレンジがいいですよ!
舞台お祝い・発表会の時!
受付で渡したらそのままどこへでも飾ってもらえます。
しかも、たくさん花をもらう人だったらそれを持って帰った後花瓶に生けるという作業が大変になります。
お供えの花を贈る時!
これも舞台や発表会の時と同じように葬儀の前後の忙しいときに花瓶に生けたりという手間を取らせずどこにでも飾ってもらえるのでアレンジのほうが迷惑にならず喜ばれることが多いです。
どっちが長持ちするの?
これはどっちも同じくらいです。
花束は切り戻したり水替えをしなければいけませんが長く楽しめます。
アレンジは給水スポンジに花の栄養や防腐剤などが入っているので水を足してあげれば長く楽しめます。(水は常にたくさん貯めておいてください。)
まとめ
どっちを贈るかというところで迷うところではありますが贈る用途やシーンを考えて決めてください。
もし悩む場合は花屋さんで「渡す用途」「渡す相手のこと」「シチュエーションについて」などを伝えて何がいいのか聞いてください。
ぜひ贈る相手も贈られる相手も喜ぶフラワーギフトを♪